未分化型初期胃がんからの帰還

2015.5.14の未分化型胃がん発覚から入院・手術・退院まで あっという間の6週間の日誌です。同じ経験をされる方の参考になれば幸いです。古い記事を頭に持ってくるためにブログの日付が逆行しています。ご容赦ください。5年間は年2回ペースで投稿します。

最終回 5年経ちました

2020年6月18日午前

 

「えーと、結果はと、、」

いつものようにモニターを見つめる担当のK先生

 

「はい、異常は認められません

これで市立病院での診療は終わりです。

あとは定期的にかかりつけのA先生に内視鏡検査してもらってくださいね。」

 

K先生にそう言われ、帰り際の挨拶で思わず

「またよろしくお願いします」

と言ってしまい 苦笑されましたが

おかげさまで無事5年が過ぎました。

(今回、要検査項目が2点出ましたが、どちらも問題なしということになりました。)

  

これをご覧になる皆様は、きっとご自身に未分化型がんをはじめ、何らかのがんが見つかった方だと思います。

 

私が皆さんに申し上げたいのは

「早く見つかってよかったですね」

 

ステージが高い方もいらっしゃるかもですが、それでも明日見つかるよりいいんじゃないかと思っています。

 

医療は日進月歩。もうすぐ胃の切除もほとんど必要なくなる日が来るでしょう。

私も、毎日好きなことをやりつつ、いつの日にかIPS細胞か何かでできた増設用の胃を実装し、お腹いっぱい食べられる幸せをつかめる日を待ちたいと思います(笑)

 

ご愛読どうもありがとうございました。