未分化型初期胃がんからの帰還

2015.5.14の未分化型胃がん発覚から入院・手術・退院まで あっという間の6週間の日誌です。同じ経験をされる方の参考になれば幸いです。古い記事を頭に持ってくるためにブログの日付が逆行しています。ご容赦ください。5年間は年2回ペースで投稿します。

13.食事開始 2015年6月13日(土)

朝9時、待ちに待った朝食!
 
五分粥に、ニンジンと大根の煮物、がんもどき、キャベツの味噌汁、牛乳
 
「一回ごとに30回は噛むように、一度の食事に30分かけるように」
 
という指導を順守したつもりだが、おかゆなどはいつの間にか口の中から消えてしまう。
 
それにしても生まれてこの方、がんもどきをこんなに美味しいと思って食べたことがあっただろうか?
 
その後回診で、お腹に入っていたドレンチューブも抜いて頂く。
 
(例によってあの女医さん)
 
これは中でくっついてしまっているのか、なかなか取れず、引っ張られながら
 
「んんん~」
 
とか恥ずかしながら声が出てしまう。
 
これで後残っているのは点滴チューブだけだ。
 
10時30分、おやつにメイバランスという飲料がでる。
 
昼食もあまり変わりないメニューだったが、フルーツにネーブルオレンジがでた。
 
またまた、汁ひとつ残さずに食べてしまう。
 
14時ごろ、看護師さんが点滴の針をとってくれる。
 
これでとうとう自由の身だ。
 
ベッドから椅子に移動し、自由を満喫していると家内が子どもたちを連れてくる。
 
チューブのないスッキリした状態で、子どもたちに会えたのはよかった。
 
この日も夜に痛みが強くなった。
 
もう点滴は使えないので、飲み薬を頂いて就寝する。