未分化型初期胃がんからの帰還

2015.5.14の未分化型胃がん発覚から入院・手術・退院まで あっという間の6週間の日誌です。同じ経験をされる方の参考になれば幸いです。古い記事を頭に持ってくるためにブログの日付が逆行しています。ご容赦ください。5年間は年2回ペースで投稿します。

8,入院前は何かと気ぜわしく 2015年6月1〜8日

 
 
入院前、6月1日(月)の週は日々の業務や、入院前にやっておかねばならないことなど、何かと気ぜわしく過ぎた。
 
入院と関係なく予定されていた会議や来客、入院前に決めなくてはいけない細々としたこと等々。
 
業務上の事が多く、詳しく書いても面白いところはない。
 
そんな中、気のおけない友人が開いてくれた壮行会もあった。
 
私がお酒が飲めないので、最後に甘いものを食べるという、少々締りのない終わり方だったが、想い出深いものとなった。
 
土日は家族と過ごす。
 
やはりここもロビンソン・クルーソー計画通り、普段の土日とほぼ変わらずに過ごす。
 
土曜、2女が最後の高総体なので応援に行く。
 
一度はマッチポイントを握るなど善戦したが一歩及ばず。
 
日曜日は家族で通っている美容室でショートにしてもらう。
 
普段もわりと短め(と若干薄め)なのに美容師さんがくせ毛などに配慮して切っていった結果、高校以来の坊主になってしまった。
 
切った美容師さんが、僕の頭をなでながら爆笑・・
 
入院前、最後の趣味の料理はコロッケ。
 
コロッケはじゃがいもの蒸しが甘く、マッシュするのに少々苦労した。
 
ひき肉を炒めるときにナツメグパウダーを振るとお店っぽい味になる。
 
明けて入院前日の6月8日(月)、朝だけ会社に行く。
 
朝礼で会社の皆さんに留守中のことをお願いする。
 
前の週の朝礼で社長がいなくても「いつもどおり変わらず」とお願いしていたが、この日は社長がいない分「いつもよりちょっと多めに」頑張っていただくようお願いする。
 
昼前に自宅に戻り、入院の仕度。
 
事前に渡されていた「入院のご案内」というパンフレットのチェックリストを見ながら一つづつ準備していく。
 
リストの中にあった「健康保険限度額適用認定証」は全国健康保険協会に事前申請して入手していた。
 
これがあると、自己負担限度額以上がが最初からカットされて請求されるすぐれもの。
 
昨年亡くなった母の入院の時は、後で払い戻しを受ける形だったが、適用されている健保の種類が違うのかな。
 
病院のコンビニにもあるよなぁ、と思いつつも部屋履きのサンダルや洗面器なんかも買ってくる。